

矢口です。
2月に開催させていただきました当店でのオーダースーツ会。
お客様よりオーダーいただきましたスーツが先日納品され、お客様にお渡しさせて頂きました。
写真は、イタリア「CANONICO|カノニコ」社のスーパー110’S WOOLのネイビーカラーの生地を選ばれお作りいただいたお客様の着用写真。
「生地が軽くてとても滑らか、すっきりしているのに動き易くて着心地がすごいですね!びっくりです!!」とはお客様からいただきましたお言葉。
私も拝見させていただいて、すっきりとした着用姿でありながら細過ぎるという感覚もなく、お身体に合い、見た目のバランスも素晴らしく良いという思い。
お客様の身体に合ったオーダースーツならでは、着用時の肩周りや、背中、脇など変なところに出来るシワも一切なく、ジャケットの袖丈、パンツの着丈も良い塩梅。
「プロフィッター藤田氏のお仕事、お見事!!」っと改めて感じる。
藤田氏金沢市のお店はこちら、スーツのご新調をお考えの方は是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
THE MEASURING ORDERSALON
石川県金沢市泉1丁目5-4ザ・ビルヂング金沢泉1F
Tel.090-9442-7462
この度の会でスーツをオーダーしてくださいました皆さま、誠にありがとうございました。
この春の結婚式シーズンはご予定通りに進まないケースもございます事とお察し致しますが、いつの日にかの晴れの席でお作りいただきましたスーツが堂々晴れやかにお役に立てますことを心から願っております。
それにしても、カノニコ社も拠点とするウール織物で有名なイタリア北西部のビエラ地区はイタリアの中でも新型コロナの影響が大きい場所。
きっと工場の稼動も止まっている事と思いますので、これから世界のスーツ市場では生地不足が問題となってくるかもしれません。
日本でも、宿泊業や飲食業、イベント業をはじめ様々な商業に携わられておられる皆さまが厳しい商況下で必死に知恵を絞り、我慢の時をお送りになられていることと存じます。
アパレル産業も、その大半は決して必需品ではない嗜好品業として厳しい境遇で皆さま頑張っておられるはず。
そして、これから先何ヶ月の戦いになるのか?今、まったく出口の見えないトンネルに入り、そこを走らねばならない様相。
3月よりこんなトンネルの中を進むイメージを感じる今、私は、これまでと変わらず一日一日を丁寧に営んで参りたいと、策に走らない、今まで信じやってきたことを丁寧に、多くの皆様の琴線に触れられる仕事をと向上心を持ってもっと高きレベルで、そう自分に言い聞かせる3月31日でございます。
「自分に似合う素敵な服に出会えた方は瞬間絶対笑顔になります^^」、お客様のそんな姿を思い浮かべて。
こんな時は爽快感たっぷり、ステファン・カリーの超ロングシュート集を観て気持ち上げながら3月締めくくりの日、お店張り切ってスタートです。