JOURNAL

大型トレード

2023.11.20

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

NBAでは、レイカーズとブルズ間で八村塁選手が絡むトレードの噂が上がり始めている昨今。

アナザーラウンジでは先駆けて大型トレードが成立した。

 

それはカメラ機材、1対4のトレード。

今回のトレードでは、我がチームとして長年大活躍してくれた、思い入れあるベテランエース2選手を放出するという苦渋の決断を下す。

 

一つは、展示会出張のメインカメラ、かつ自撮りスタイリング写真でなくてはならない存在だったレンズ一体型コンパクトカメラ SONY Cyber-shot DSC-RX1。

発売すぐに購入しジャスト10年間は使っただろう、吐き出す写真は今だにトップクラスですが、流石にオートフォーカスが弱く、新しく導入したSONY FE 35mm F1.8レンズ+α7Ⅳコンビにその職責を譲ることとなった、本当にありがとう。

 

もう一つは、中望遠単焦点レンズ Canon EF135mm F2L USM、明るいF値でボケ感最高、ヌケ感抜群の描写を叩き出す私の中の神レンズ、仕事物撮り&ポートレートから、街写真、そして山に持っていく軽量望遠レンズとして頼りに使ってきた。

こちらも10年以上のヘビーユーズ、でもマウントアダプター経由のSONYカメラとの相性もあるだろうけど、じっくり構えて撮影する時は良いが、咄嗟のオートフォーカスが全く決まらない、その為、今回導入した最新望遠ズームにその職責を譲ることとなった、現代135mm単焦点レンズに無いヌケ・キレと柔らかさが両立したレンズだけに後ろ髪惹かれます、本当にありがとう。

 

2選手とも、傷だらけ、ペイントハゲハゲ、さらには日焼けもしっかり。

ここ10年の私の写真ライフ、本当に大活躍してくれた思い入れたっぷりのベテランエース、本当にありがとう。

 

トレード要員あと2選手は、SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DNとCanon EF70-200mm F2.8L IS II USM。

45mm F2.8 は極めてコンパクトで開放2.8での独特の柔らかな描写が面白かったのですが、新規導入したFE 35mm F1.8(このレンズが素晴らしい、改めて記事にします。)ばかり使ってしまい防湿庫に入りっぱなし、さらには下取り価格が比較的高く今のタイミングでと手放す。

 

EF70-200mm F2.8Lは、今回SONY純正のダダ被りレンズを購入した為に放出。

だだ、デフレ時代に購入した上記4選手の下取り価格は、値上げインフレ時代の今かなり高く、頼もしく、追い金がほぼ無かったことで今回の決断の主たる要因となりました。

 

さて、そんな4選手をトレードしてチームにやってきた選手がこちら SONYFE 70-200mm F2.8 GM OSS II

発売から丁度2年、人気の為需要よりも生産が少ない期間が続き、中古市場では発見する事が出来なかった希少種、それが最近は中古でちらほらと出てくる様になって今回の中古美品導入の運びとなりました。

 

歪み無く、キレある描写はお店で物撮りやモデルさん撮影に活躍してくれる。

さらには、同じタイプのレンズCanon EF70-200mm F2.8L IS II USMに比べ、500g軽くなった重量で街ブラ・山ブラに持ち出しやすくなった。

 

カメラ好き歴が30年を超えた今、35〜85mmでの撮影がほぼ、超広角はあまり撮らなくなった私の嗜好性も分かり21mm単焦点1本に任せている。

望遠も素性の良いレンズ1本があれば良しと割り切れましたので、今回の1対4トレードとなりました。

 

断捨離的に整理出来た私的所有レンズ構成。

新規導入したFE 70-200mm F2.8 GM OSS II、1.5倍クロップを使うと300mmまで補えるこちらには10年超、私の望遠域写真を担っていただこうと思います。

 

余談ですが、独特の絵作りをしてくれるコシナMF単焦点レンズ3本を普段使っている私の感覚から、SONY GマスターF2.8ズーム、24-70mmと70-200mmは便利さ極まれりですが、正直どちらにも出てくる絵にはハッとさせられなかった。

味わいコシナMF単焦点レンズ3本、圧倒的にお気に入りのレンズです。