JOURNAL

憧れのライカと惚れ惚れコシナ

2023.05.30

 

Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical

 

 

Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical

 

Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

 

矢口です。

 

憧れのライカと惚れ惚れコシナ(※本日の投稿内容は30年来の趣味であるカメラバカの視点です、特殊な感覚である事とご理解いただきご了承くださいませ)。

 

大学の頃から始めたカメラの趣味、フィルム時代はコンタックスMF(マニュアルフォーカス)カメラとミノルタTC-1で楽しんでいた。

デジタルカメラになったその後も、仕事はAF(オートフォーカス)、でも普段はMFレンズで1枚1枚じっくりと写真を撮ってきた私としてレンジファインダーM型ライカへの憧れはずっとある。

 

描写性能が飛躍的に上がった今のデジタルの世界、一定のレベル以上の機材であればレタッチしてしまえばどんな会社の何機で撮ろうが変わらないだろうと言う言説は理解できる。

けれど、M型ライカとはどんなものだろう?っと、様々な方々が深みを語る道具として一度は自ら使い込んでその有り様を判断してみたいのもカメラ好きのサガと言うもの。

 

そのライカ社から、Qシリーズの最新型Q3の発売が発表になった。

量販店価格86万円と高額でありますが、M型を購入することを考えればかなりお買い得であり、様々な機能向上から上質なライカフォトをAFで手軽に体感できる素晴らしいカメラであることは疑う余地はない。

 

それでも、MFレンズ使いのスナップシューターである私は、人生いつかはM型ライカを使ってみたいと、M10の高評を耳にし出した40代後半くらいからじわじわ燻り夢見ている。

子供達を社会へ送り出した父親業の節目にマイファーストM型ライカを楽しめれば良いなぁ〜っと妄想、それが叶えられるよう色々励み頑張りたい。

 

そんな夢見がちな私ですが、今は仕事&普段を両立できるSONYカメラでの撮影が必要にして十二分に楽しい。

その最たる理由には、長野県中野市を本社とする株式会社コシナが権利を有し、設計・生産している「Voigtlander(フォクトレンダー)」のレンズが楽しいから。

 

特にAPO-LANTHARシリーズのレンズに魅了され、50mmから始まり、65mm、そして35mmを全て中古で手に入れてしまった。

完全におバカである。

 

でも、(クセが楽しいと言う観点は当てはまりませんが)歪み無くスーっと気持ち良く被写体引き立つ立体感で、とてつもなくクリアな絵を吐き出してくれて惚れ惚れ。

きっと向こう8年・10年は、カメラ本体の買い替えはしつつも「この3本のレンズが大活躍してくれるに違いない!」そう思っております(各種収差を克服した新型ノクトンF1.0か1.2が発売されたら勇み追加の予感)。

 

・・・でも、ライカご愛用ご先輩からは「老眼が進むとレンジファインダーでピントが合わせ難くなる、M型を楽しむのは今!」なんてアドバイスをいただいたりなんかして。

・・・その頃にはファインダー支援システムが何かしらの向上をみせてくれているのだろうと祈念したい。