陶芸家 宮木 英至さん、パート・ド・ヴェールグラス
2026.09.21
<HOUSEHOLD>
陶芸家 宮木 英至さん、パート・ド・ヴェールグラス入荷いたしました。
パート・ド・ヴェールはガラス工芸の一種、ガラスの粉末を型の中で熔融して成型するガラス工芸の技法でフランス語で「ガラスの練り粉」を意味する、「パート」は本来焼き物用に練った土を指す言葉。パート・ド・ヴェールの製法はまず粘土やワックス等の素材で作品の原型となる塑像を作り、それをもとに耐火石膏などで鋳型を作って、そこに様々な色のガラスの粉に糊を加えて練ったもの(ヴェール)を詰め、窯の中で焼成して、冷えたあと鋳型から取り出し、表面を研磨して仕上げるもので、陶磁器とガラス双方の長所を備えた中間的製法とされている。鋳型に詰めるガラスの粉はその目的に合わせて粒の細かさや色の種類・濃淡などを自由に調合でき、さらに細部まで自在に色を付けることができるため、吹きガラスでは作ることが出来ない極めて繊細で表現豊かな作品の制作が可能。原型や鋳型作り、ガラス粉の詰め込みと焼成、研磨と、多くの手間と時間がかかり微妙で繊細な技量が要求されるガラス工芸の技法です。
鋳造技法を用いすべての工程をお一人で手がけられる宮木さんの陶器作り、まさに同様の技法を用い製作されるガラスの器。今回は当店としては初めて仕入れさせていただきましたが、手に触れた質量・質感、独特の色合いに感激する。高さ9cmほどの小ぶりなグラスですので、日本酒の酒器としても、草花一輪挿しにされても素敵な作品です。多くの手間と時間のかかるガラス作品の為高価な作品となっておりますが、実物に触れられますとお感じいただける美しい作品だと存じます。
「宮木 英至」 パート・ド・ヴェールグラス ¥11,000-
カラー/マルチカラー・モノトーンカラー
サイズ/高さ9.0×幅上部5.3・底部4.0cm
素材/ガラス






