矢口です。
昨日は、陶芸家千葉県松戸市の竹村良訓さんのアトリエと、我孫子市の中川智治さんのアトリエに伺わせていただく。
自家用車でドアツードア、1年3ヶ月ぶりに東京を通った。
コロナ禍でもずっとやり取りをさせていただき、沢山の作品を納品いただいたお二方。
久しぶり直にお会いして笑顔を交わしたあの感覚、私はとても嬉しく、”買い付け”・”セレクト”と言う行いの原点であり、醍醐味であることはローテクではあるけれど”直に”、こう言う事であるのだと改めて気持ち嬉しく実感致しました。
時折り、電信文章のやり取りや電話での会話だけでは”不用意なボタンの掛け違い”が起こり、健やかな関係が維持しにくくなるもの。
時間的にも、体力的にも、費用的にも、消費はするけれど、距離が遠ければ遠いほど、お会いした時に縮まり深まる心の距離はあるものだと、コロナ禍が始まって1年3ヶ月の遠征控えがより一層昨日は感じさせてくれました。
久々、往復650キロの車移動の身体振動が今朝もまだ身体の中で存在してしゃきっとしない体調だけれどれど、気持ちは富に暖かい。
そう思うと、洋服の展示会も早く再開したい。
とは言えども、都内の雑踏の只中を電車移動での出張は控えたい気持ちもある、東京都の感染者数のリバウンド数値が出始めている事も慎重さに加味される。
8月末にワクチンを打ち終え、9月からは対策をキチンと意識しながらある意味堂々と出張に行ける状況になれば嬉しいと思いながら、でも、7月末に2022SS展の第一ピークが集中してあるけれど、オリンピックでの都内の人の移動も合わさるタイミングである事も考慮し、どうしようか思案中。
この観点から考えると、国民の生活=プライベートや仕事のリズムが改善されつつあるのに、また心配の種をもたらすオリンピックは余計であると思ってしまう。
国の損得勘定、様々な思い・立場の方がいらっしゃるのでマクロ視点での白黒断言できる判断基準は持ち合わせておりませんが、私個人としては正直な思い”利”は無い・・・これも正直アメリカバスケットボール男子選手選出にはピクリ気持ちは動いたりしておりますが。
・・・話は脱線しました、が、お店運営の楽しみの基本の基である作り手と作品に直に対峙してセレクトするという醍醐味を1年3ヶ月ぶりに行って喜び実感した昨日。
来週も長野県内で作陶されている陶芸家さんのアトリエにお伺いしてご挨拶させていただく予定、来週の定休日がとても楽しみです^^