「盛永省治」クス材スツール 座面丸凹仕上げ
2025.07.29
<HOUSEHOLD>
「盛永省治」クス材スツール 座面丸凹仕上げ、入荷。
鹿児島県日置市にアトリエを構え製作されている木工作家 盛永省治(もりながしょうじ)さん。1976年鹿児島生まれ。職業能力開発総合大学校にて工業デザインや彫刻を学び、家具メーカーで職人として勤務した後、2007年に自身のアトリエ「Crate」をスタート。同時にウッドターニングを独学にて開始。その後、アメリカを代表するアーティスト、アルマ・アレンに師事。現在はウッドターニングによる作品を主に国内外での個展や合同展を中心に作品を発表。盛永さんの作品は、樹木が生命活動で培った杢や節、そしてといった生命活動の痕跡を、削り出す過程で感覚的に認識し、肌触りや木目など、木それぞれの個性を見つめながら、最も美しい木の表情を探し出し、作品を作り続けています。
今回セレクトさせていただきましたのは、クスノキから削り出されたスツール。滑やかに丸やかに仕上げられた2段からなる造形、淡色から濃色まで様々な色合いが織りなす美しい木目の作品です。また盛永さん新しい試みのスツールで、水平の座面がこれまでの作品でしたが、こちらは座面部の座り心地を追求した滑やかに丸やかほんのりと丸みのあるヘコミを入れ仕上げた新作スツールです。お尻の収まりよく、でも深すぎない滑らかな曲線で表現された凹み。スツールとしての座り心地の良さ素晴らしく、でも本を置いたり、花器を置いたり、マグやグラスを置いたりサイドテーブルとしての使い勝手もしっかり備えた新デザイン。
無垢の木の存在感、美しさ。腰掛けるのに丁度良い高さと座面の高さ。また、椅子の横にサイドテーブルとしてお使いいただいて良い高さ、広さ。部屋の片隅に置かれているだけで絵になる存在の作品です。経年の木肌の変化、美化をお楽しみくださいませ。
※楠(クス)は、クスノキ科ニッケイ属の常葉高木で、日本に分布する木。クスの名前の由来としては薬に使われることから「薬(くす)の木」、香り高く寿命が長いことから「奇(くす)しい木」等由来は様々。クスの木が持つ独特の匂いによって防虫効果を持ち、耐久性も高く優秀な材。クスはその芳香から、防虫剤、鎮静剤、香料としての樟脳が最大の特徴です。木材としては古代から船に使われたり、神社仏閣の建築材、仏像や彫刻材としても使用されてきました。
「盛永省治」 クス材スツール 座面丸凹仕上げ ¥221,650-(税込商品代金220,000円 + 税込送料1,650円を含む)
材/楠(クス)
サイズ/高さ41cm×幅最大38cm