JOURNAL

RX1R Ⅲ

2025.07.18

 

 

矢口です。

 

SONYからデジタルカメラ「RX1R Ⅲ」のリリースの発表が突然にあった。

 

初代RX1を長年ヘビーに使ってきた私の感覚で言うと、「RX1R Ⅲ」は間違いのなく素晴らしい写真を吐き出すカメラだと思う。

初代は当時新品定価20万円くらい、やや青さが強い時代のSONY色とオートフォーカスはお粗末すぎたけれど、2,000万画素であっても深みある凄まじく情緒的な絵を吐き出してくれた。

 

それが「RX1R Ⅲ」で6,000万画素、オートフォーカスは最新のミラーレス機に迫るスペック、吐き出す色合いも自然さを得た現エンジン、そこにツァイスレンズがセンサーと最適セッティングされ生み出す絵力。

さらには6,000万画素の35mmとクロップして2,400万画素50mm(1500万画素70mmはさておき)相当のF2.0レンズはこの一台で写真好きが一番使う画角を任せられるレベルであろう。

 

初代の3倍である60万円台の発売価格は高い、けれど中古市場で50万円を切ったタイミングであれば「ボディ30万円+35mmレンズ10万円+50mmレンズ10万円」と考えて悪くない。

高額であるけれど日常持ち可能なコンパクトさと絶対的高画質、プロダクトとしての質感が良くデザイン美しいカメラが欲しいと言うニーズに叶うカメラ、初代RX1を長年使ってきた私から言えば、とにかく質感のある写真を吐き出してくれるカメラであろう。

 

価格のこと、私はどうする問題はさておき、写りに、使い勝手に、コンパクトさに、そして筐体の質デザインに満足度高い一台であることは想像できる。