JOURNAL

雑感

2022.04.18

 

 

 

矢口です。

 

前職を退職し、東京から戻って開業準備を始めたのが19年前、ゴールデンウィークのタイミング。

それから毎日、安曇野から松本に通うリズムとなり、道すがら毎週給油でお世話になっているガソリンスタンドさんがある。

 

松本に入る直前の大きな交差点に立地、交通の要所にある為いつも給油の車で賑わっているような印象があった。

スタッフさんも元気に対応してくださる社風があるスタンドさんで、車の窓も綺麗に拭いてくれて、室内拭きも提供してくれて、洗車も丁寧にしてくれて・・・週に一度の給油を19年間お任せするに安心なお店さんでした。

 

しかし、このタイミングでこちらのスタンドがセルフ給油に移行する。

だから、給油は自分で行い、窓拭きサービスはなくなり、室内拭き用の雑巾もいただけず、スタッフさんとの会話もなくなる・・・これは残念。

 

業界の収益構造はわからない中で、比較的繁盛しているように見えたスタンドさんであっても、セルフ給油用の機械を導入する設備投資コストをかけても長期的に人員を減らした方が収益性が高いとの計算なのだろう。

セルフ化し、人員削減をして会社側は利益を得るのだろうけれど、私見としては給油しながら車の窓と室内の埃が綺麗になるサービスという付加価値で毎週利用していただけに、「通勤路、ここに代わるスタンドがあるのかどうか?」と言う他を探す感覚に今なっております。

いや、もしかすると働き手の減少で、募集してもスタッフが集まらないと言うジレンマからのセルフ化なのかもしれない。

 

そこに、このタイミングもう一つの削減があ李ました、当店最近のコンビニエンス、センブンイレブンさんが来週で閉店する。

私がずっとお世話になっていたばかりか、当店でお買い物をされるお客様が現金を引き出しにその店舗のATMを利用できた近くて便利なお店であっただけに・・・残念。

市街地の物件だけに居抜きで使われる方がすぐ見つかるのでしょう、けれども別のコンビニさんに引き継がれれば嬉しいなぁ〜という思いがあります、情報求む。

 

人口減、サービスの自動化、賃金上がらず物価は上がる、ガソリンの高騰、コロナ禍、戦争・・・様々な要因に起因し、昭和の時代からずっとずっと日常普通に享受できていたことが無くなり、変わりゆくことは机上の有り様として脳内に入ってきている情報だ。

しかし、そんな課題のリアルに瞬間複数出くわすと、より強く実感してしまう。

 

人は慣れる生き物、喉元過ぎれば忘れ、あっさり次の環境に順応するのだろうけれど、身近に続いた変化にて一抹の寂しさを感じた今日この頃でございます。