JOURNAL

CarharttとALPHA

2025.07.03

 

 

 

 

矢口です。

 

「CarharttとALPHA INDUSTRIES」。

 

国内アパレル関連大手13社の売上高ランキング2024年度版の記事を読んでいた。

ファーストリテイリング(2024年8月期)3兆1038億円、しまむら(2025年2月期)6653億円、良品計画(2024年8月期)6616億円、アダストリア(2025年2月期)2931億円、ワールド(2025年2月期)2256億円、オンワードホールディングス(2025年2月期)2083億円、TSIホールディングス(2025年2月期)1566億円・・・

 

むっ??TSIホールディングスのトピックスに「米国のアパレルブランドALPHA INDUSTRIESを独占販売」と書かれていた。

「えっ、アルファも遂にライセンス契約をやめたのか!?」っと感慨深くモニターを眺めた。

 

それは、まだ私が在籍していた22年前のジーンズ会社EDWINでは、自社日本ブランドEDWINとLEE・Wranglerのアメリカブランドとライセンス契約をしてハンドリング、日本におけるデニム市場では、Levi’sジャパン社とEDWIN社が鎬を削る構造にあった。

そして、EDWIN社の兄弟会社としてA&Tインターナショナル株式会社がワークのCarharttとMA-1のALPHA、ワークとミリタリーの両面から、AVIREXとSchottを中心にアメカジを発信されていた上野商会さんとアメカジショップでシェア争いを繰り広げていた記憶。

 

私が店を開業したのち「Carhartt」がジャパン社となって、AVIREXとSchottを有する上野商会さんがTSIホールディングスの傘下に入り、そしてALPHAまで。

栄枯盛衰、20年も時が経てば時代は移ろいますね。

 

EDWIN社も伊藤忠商事の傘下に入って15年ほど、同期やお世話になった多くの方も社を離れ私も接点が薄くなってきた感。

それでも、EDWIN社は大学新卒入社をし8年勤め、私の社会人感の礎を構築してくれた想い褪せない大切な会社、これからも外野からその姿を追いかけ続けるだろう。