JOURNAL

「坂内」と「成田」

2022.04.04

 

 

 

 

 

矢口です。

 

「坂内」と「成田」。

 

ファミマさんで、限定発売の喜多方ラーメン「坂内」のカップ麺がまた発売されていた。

美味しい、大好き!!

私が絶大な信頼を寄せる「明星」さんが作っているのだからまずハズレるわけがないのだけれど、スープに至っては「坂内」の味をずっしり感じ”感泣”。

数日の間隔をあけてちびちび味わおうと言う衝動で大人買いをしてきた。

 

このところ東京の街を歩いていないけれど、お店の買い付け出張をして19年、恵比寿から代官山、そして渋谷に歩く途中、並木橋の交差点にあった「坂内」さんのフランチャイズ店さん。

ちょうどお昼時に通過する並木橋で、頻繁にいただいていたラーメン。

少し前に並木橋「坂内」さんが撤退していて無償の残念さを感じた私でした。

 

 

「坂内」と「成田」。

 

成田 悠輔さんは、日本の実業家、経済学者、イェール大学アシスタント・プロフェッサー(助教授)、半熟仮想株式会社代表取締役。

ネット番組でのコメンテーターとして、独特なコメントだけれども、本質にグサリと切り込む明快な回答が引力を生み出している方。

麻布中学校・高等学校卒業から、東京大学主席卒であり、東大修士卒業後マサチューセッツ工科大学で学び今に至る。

学生時代、あまり勉強らしい勉強をしてこなかったと言う部分も拝見したことがあるけれども東大主席、まさに”天才”と言う部類に属する御仁だと言われる。

 

そんな成田さんが、25歳を過ぎた社会人に向けて放った考え方のロジックに私は反応した、動画2:00からのくだり。

 

それは、成田さんの後出しじゃんけん的コメントで深く恐縮ですが、私の過去から現在に至る思いの在り方とかなりシンクロしていたと勝手に親近してしまったから。

それは、今でもそうですが、凡庸な私が大切にしているある意味非合理的て非効率的な仕事への向き合い方、今目の前にあるできる事を極めようと没頭し、丁寧に繰り返し、それを丁寧に継続すると言う考え方そのもの。

特に20代・30代の姿勢が大切で、土台・基礎を作るあり方への思い。

 

根性論が薄まってきた風潮感じる今であって、効率とか、テクニックとか、先見性とか、クレバーな方々の成功例は多々ありキラキラと光ってネットから伝えられる。

でも、私のような凡庸な存在であっても、そんなキラキラとしたスキルが足りなくても、これまでやり抜いてきた過程における経験と積み上げてきた自信が未来へやり抜く力となる、そんな価値観を私は根底に大切に抱いている。

それを、凡庸では全くないであろう天才成田博士が、非合理的で非先見的なことの必要性を肯定し、とても私ではまとめられない理路整然、淡々クールな切れ味で分かりやすく言語化して話している姿にずっしり聞き入り、ハッとさせられた次第。

この動画での成田さんの論説、完コピしなきゃ♪

 

「坂内」と「成田」両雄、なかなか私を唸らせてくれます。