JOURNAL

フィッティングルームへようこそ

2022.03.29

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

フィッティングルームへようこそ!

 

4月新年度は、街に新しく生活を始められる方が一年で一番増えられるタイミング。

それに伴い、お店にも初めてお越しになられるご来店者様が増える。

そんなタイミング前、メンズフィッティングルームをリデザイン、整えてみました。

 

お店を営むインテリア好きにとって、お店の端々に手を入れる事はとても楽しい醍醐味の一つ。

またフィッティングルームは、多くのご来店者様に見ていただく機会は少ないのですが、お客様が当店がセレクトさせていただいた服と真摯に向き合い、これからの時間を共にするか否かを決められる場所であります。

快適にチャックいただき、ご購入をお決めいただくための躍如とならねばならぬとても大切な空間、手を抜くことはできませぬ!

 

白貴重の空間に、ゲルハルト・リヒターのポスターを。

今年は国立近代美術館で氏の企画展がありますね、観に行きたい!

 

マットはラグラングさんで購入、30年ほど前の草木染め時代バルーチを。

経年で色艶が変化する天然染料のとても深良い色合いをお楽しみください!

 

置き台にはウルムスツール、バウハウスの理念を継承するウルム造形大学、初代学長マックス・ビルが生み出したウルムスツールの新品を。

前々から一脚は手に入れたいと思っていた大定番的マスターピース、皆さんにたくさんお使いいただき新品からの経年変化を楽しみたい、輸入元のメトロクスさんでややお得に買えました。

 

試着されるハンガーや、着て来られたご自身の服をお掛けいただくフックも2箇所設置、空間を広くとお使いただけましたらと考えて。

 

 

 

こちら2枚の写真はレディースフィッティング。

フッカフカのヴィンテージベニワレンラグを敷き詰め、安曇野在住の画家成瀬さんの青い絵をアクセントにした白い空間。

次のタイミング、レディースフィッティングを整え直したいと思います。

 

ちなみにメンズ・レディースフィッティングの姿見鏡は、19年前の開業当時にお手頃鏡を購入し、木枠を私が白いペンキで塗ったもの。

ずっとずっと変わらず活躍してくれています、ありがとう!

 

フィッティングルームへようこそ!

 

比較的余裕ある空間の当店フィッティングルーム。

また、私はご試着の際にお声がけする事を致しません、どうぞゆっくりご自身のペースで服と向き合い、ご試着時間をお楽しみくださいませ。

(違うサイズや違うアイテムをご試着なさりたい際にはお持ちいたします、お気軽にお申し付けください^^)