JOURNAL

恩師来たる

2022.03.21

 

 

 

 

 

矢口です。

 

恩師来たる。

 

20代の私が大変お世話になり、仕事に打ち込む姿勢を叩き込まれた前職の恩師たる先輩が松本に来て下さった。

あの頃は、私が20代で、先輩が30代。

今は、私が50間近で、先輩は50半ば。

 

変わらずのパワフルなトーク力(チカラ)と、逆境を乗り越える気持ちの強さの伝播を今回もビシバシ頂戴した。

正直なところで、直下、私にはひとつ気にかけている心不安定要素があった。

人として、お店を営む上では避けては通れない部分でもあり、私の度量・器の狭いところ、それによる弊害。

 

でも、恩師の数々の壁を乗り越えてこられたこの10年の物語を、良き意味での”あっけらかん”笑顔元気印、雄々しく語られた姿に間近で接し、自分の悩みなど微塵、様々より良きパフォーマンスを私がこれからへ行う姿勢が”全て”である事を悟らせて下さった。

具体的に案件を相談した訳ではありませんが、恩師との何気ない会話のやり取りの末、不思議とこんな胸中安定の着地点へ。

「悩みに停まっていて、それに捉われていても何も進まない、始まらない」、お陰で完全に吹っ切れた気持ち。

なんだかいつも良きタイミングで私の前に現れてくださる、「師とはやはり師なのだ!」そう深く感じた再会でした。

 

娘の入学式が間も無くという事で、コロナ禍、父親として念には念を入れさせていただく思いから、今回は晩御飯をご一緒させていただくことを失礼させていただきました。

が、次回機会はゆっくりとお酒を酌み交わし、これまでとこれからのあらましを語り合いたい気持ちです。

心から、ありがとうございました。

 

恩師来たる。

25年の時を重ねる先輩とのご関係、私にとって財産、何と大きな存在なのかと回想している春分の日の朝でございます。