JOURNAL

Stereo Beolit

2024.02.24

 

 

 

 

矢口です。

 

Stereo。

ステレオは、テレビ・ラジオ・オーディオなどで立体感が得られるように音響を再生する方式、 またその装置。 2個以上のマイクロフォンを使って録音し、複数のスピーカーで再生して音の空間での分布を再現するシステム。

 

私はこれまで、オーディオの深い世界には踏み入らない、いや踏み入らなくても良い感覚を持ち合わせていました(カメラとインテリアが好きという収支バランスもそうさせていたに違いありませんが)。

それは、(小音量でも良き音響環境の方が心地良いのは間違いなしでありましょうが)大きな音量で音楽を聴くと言う習慣がなく、そこそこのスピーカーやイヤホンでも満足な感覚であったから。

 

またお店でも、大きな音でBGMを流す事なく、お客さまとの会話の邪魔にならない穏やかな音量と選曲で営んで参りました。

だから、音楽に通じ、音に拘られ、スピーカーやアンプ機器など設置されておられる素敵な音環境のお店様よりもかなり低予算の音響システムで運営してきたこの20年。

 

それでも良い音入門的な機器、 開業からずっとBose Wave music systemで、2021年2月に導入したBANG & OLUFSENのBluetoothスピーカー Beolit 17で、店内どこにでも設置できるイメージで運用してきた当店音響環境。

(Bose Wave music system、なんだかネット上の値段が尋常ではない事に今回気がついた、手元にある歴代何台かをドナドナしようかなぁ〜)。

 

しかし最近、オーディオの深い世界に踏み入りたい気持ちが滲み湧き上がる疼きフツフツ、知人でもlistudeさんのスピーカーを導入し、アナログレコードシステムを組み、インテリアデザインも含め魅惑の音空間づくりをされている方が何人もいらっしゃる。

それらを羨望しつつ「私もいつか!」と妄想しながら、この気持ちは先の楽しみにとっておく事に今は辛うじて心の制御が出来ています。

 

でも、そんな私のオーディオ良い音入門機にやってきたのがお店のプチリニューアル。

それを言い訳に気持ち勢いづいて、昨日ジャーナル投稿の一節、”改装に間に合わなくて良いので「アレがアレしていたらアレしよう」と考えていたプロダクトがあった”に繋がった。

 

2021年2月に購入した現在の当店音響機器、BANG & OLUFSENのBluetoothスピーカー Beolit 17

実はこちら、現在発売中後継機であるBeolit 20を一台追加導入すれば、ペアリングにてステレオ環境で音楽が流れるという魅惑の誘いセールストークがある。

 

「よし、改装&リスタートのこのタイミング!やってみよう!」と息巻き、導入の気持ちを決めた。

しかし、すぐに購入しようと行動するのではなく、まさに「アレがアレしていたらアレしよう」と待ったこの1ヶ月でした。

 

それは「Beolit 20が、完実電気電気さんのオンラインアウトレットに出品されたら、購入しよう」としたもの。

BANG & OLUFSEN、日本での代理店さんはいくつかあり、完実電気電気さんもその中の一社、実は既存使用中のBeolit 17もこちらのアウトレットでちょっと嬉しく導入できたもの、その良体験に味をしめての戦略。

 

そして一昨日のこと、ここ1ヶ月くらい日々チェックしていた同サイトに意中のBeolit 20が掲載、「なんとこのタイミングで現れましたか!幸運過ぎる!」っと私心の声。

この機を逃してなるものかと慌てふためきながら購入手続きを完了、昨日当店に届きました次第です。

 

Beolit 20 と Beolit 17 のステレオペアリング、いや素晴らしい!

BANG & OLUFSEN 特有の清らかなる音質が回る回る店内に、私の磨かれていない耳には充分過ぎるほどの、これまで一台での出力とは次元の違う美しい音の広がり。

 

BANG & OLUFSEN入門機のBeolitシリーズでこの音とは、同社上位機の音は一体どれほどのものか?

また、無線ではなく有線での音の煌めき、listudeさんステレオスピーカーシステムや、世に名を馳せしハイクオリティシステムではきっと私の想像のカナタなのでしょう!

 

兎にも角にも、引き続き本格派ではない簡易的ではございますが、当店音響システムはステレオ出力へ。

営業時間中は変わらずの小さめボリュームでの運用となりますが、一人時間に大きめで聴くironomiさんやharuka nakamuraさんの音色にうっとり幸せな私です、満足。

 

オーディオに造形深き皆様、お目汚しの投稿を恐れ入ります。