JOURNAL

須藤康花―光と闇の記憶―

2024.02.09

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

朝、開店前、2日続けて松本市美術館へ。

昨日は柚木沙弥郎さんのクッションカバーを購入へ、今朝は企画展 を観覧。

 

「須藤康花―光と闇の記憶―」

闘病の末、30歳という若さで夭折した画家・須藤康花(すどう・やすか 1978~2009年)。最愛の母親が思春期に他界し、本人も病魔との永い闘いを強いられます。生と死との葛藤の間で絵や詩を通して“光”の世界を追い続け、自らの心の底知れない“闇”と対峙し続けました。須藤康花は、1978年、福島県に生まれ、父親の仕事の関係で横須賀市、札幌市、沼津市、東京、長野県麻績村に転居しています。神奈川に在住した幼少期、ネフローゼ症候群を発症して入退院を繰り返しながら、描くことに執着していきます。2001年からは多摩美術大学で版画を研究しながら、週末には麻績村で父とともに農作業に勤しみますが、2007年、同大学院修了と同時期に癌発症の告知を受けます。須藤は自らの生の終わりをさらに強く意識しながらも創作に没頭していきました。死期を予感する中で描かれた人物、自画像、心象風景や自然風景、そこに込められた歓びと苦悩、希望と絶望、生と死。あまりにも短すぎる生涯に残した作品は1,000点余り。それらの散逸を防ぐため、2012年に、父親が松本市内に康花美術館を設立、作品を大切に守り続けています。本展は康花美術館の全面的な協力のもと、知られざる須藤康花の全貌に迫る初めての大規模回顧展です。

 

「心を打たれる。」

 

緻密な絵画、切なる思いをしたためた詩文、”応え”響く多くの作品。

様々な感情に揺さぶられる骨太な企画展。

 

元気に頑張れている今を鑑み、楽しみに切り開く未来を想う。

”自分らしく生きるとは”を自答。

 

多くの方既知の画家さんではありませんが、多くの方に知って頂きたい画家さん。

いいえ、きっとこれから多くの方がお知りになるであろう画家さんかもしれないと思いました、大感銘。

 

会期は3月24日(日)まで。