JOURNAL

3Dセキュア 2.0、始動

2024.01.27

 

 

 

 

 

矢口です。

 

3Dセキュア 2.0、始動。

昨日より、当店オンラインショップでのクレジットカード決済時に「3Dセキュア 2.0」の稼働が始まった。

 

「経済産業省は、クレジットカード・セキュリティガイドラインを改訂し、原則、全てのEC加盟店は、2025年3月末までにEMV3-Dセキュアの導入を求めるとしております。3Dセキュアとは、クレジットカード会社によって行われる本人認証サービスで、従来までの仕組みとは異なり、カード利用者の決済情報などを基にカード会社が高リスクと判断する取引にのみワンタイムパスワードなどの追加認証を実施し、セキュリティを高め不正利用を防ぐ効果のあるシステム。3Dセキュア1.0は、すべての決済において3Dセキュアによる認証が行われるため、購入時の入力作業が増えてお買い物を完結されないケースもあったかと思いますが、3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)に切り替えれば、不正利用の疑いがない場合はIDやパスワードの入力は不要になるため、お買い物を途中で辞められるケースの軽減に繋がります。」

 

今の世、転売の効くアイテムを、不正に入手したどなたかのクレジットカード番号で通信販売注文をしてくるケースが頻発、そうして得た商品を売って利益を得る輩がいる。

実際、一昨日も某ブランドアウターを不正クレジットカードで注文を受けた、当店にも日々と言っていいくらい高頻度で不正らしき注文が来る。

 

不正カード注文にて、そのまま商品を送ってしまった場合は、その商品売上金額はクレジットカード会社から入金がなく、お店は”万引き”にあってしまったと同様丸々損をすることになる、当店も通販でのこのネット万引き損金を経験済み。

だから、これまでのノーガードシステムでは、90数%以上は善意のご注文お客様であるにも関わらず、数%の不正を防ぐ為に、クレジットカード決済でのご注文の際にはかなり注意深く構えてしまう気持ちが長らく続いておりました。

 

それを総合的に防止できるのが以前からあった「3Dセキュア」のシステム。

なのですが、ご注文お手続き時にお客様にパスワードを入力していただくこととなり、「パスワードなんだったけ??」て事になるとお客様がご注文をその時点で諦められてしまう、お店としての販売機会ロスのリスクがあり導入を躊躇しておりました。

 

①経済産業省が”全てのEC販売店に導入を求める流れ”となった事、②バージョン2.0では”AI分析により優良なクレジットカード決済ではパスワード入力を求めない”システムとなった事、しかしこのタイミング、この2項目の進化で当店も導入に至りました。

お買い物お手続きの際に一手続きお手数をお掛けする事もあるかと存じます、大変恐れ入りますが何卒宜しくお願い致します。

 

3Dセキュア 2.0、始動。

ここ数年の懸案でした、多発する不正クレジットカードでの注文を心配する憂いが晴れました。

 

 

最後に、クレジットカードデータがネットで盗用されている事は決して他人事ではありません!ネット上、いつの間にやら奪い取られている。

カード締めのタイミング、是非使用明細をチェックされてください!

 

預かり知らない不使用の決済があった際にはクレジットカード会社さんに一報すれば、使っていないお買い物の金額は確実に返金されます。

チェックをしていれば損はしませんし、チェックしないと損をしているかもしれません!

 

その場合、損をするのは3Dセキュアで守られていない小売販売店でございます。

犯人は丸得、便利で怖い時代です。