JOURNAL

河村くん

2022.03.04

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

安曇野市の山の上、標高1,000mの斜面地、とあるリゾート開発会社が管理する不動産エリアがある。

 

そこに建つ家は、別荘と常時住まわれている住宅それぞれですが、傾斜地にどちらも小さな敷地で、こじんまりとした建物が、それぞれ薪ストーブの煙突が立ち、ログハウスや石壁、カラフルな外壁が印象的。白樺の木立を纏い、雪が積もったその様子はアルザス・ロレーヌ、フランスやスイスの山岳地方を彷彿とさせる景色の広がり。

春らしい日差し感じられたこの日は、私にはエリア全体の存在感がとても素敵に映った。

 

しかしこの場所、街に出るにもなかなか難儀、除雪が行き届かないと車の運転も厳しく、万が一管理会社が撤退してしまったら・・・後のことを考える。人口減少の世の中にあって、別荘を多く持つ世代の入れ替わりの時が来たのならば、奥まった場所でこの世界観を維持していくことが出来るのだろうか?

疫病や戦争、20世紀から21世紀、人類がアンダーコントロールしたと思った平和の幻影が瓦解した今日この頃、素敵な景色の行く末をネガティブに考えてしまった、平和回帰を切に祈る。

そんな中、私としてめっちゃポジティブな決断を応援したい嬉しい話題があった。

 

バスケット、福岡第一高校から進学し、この2年東海大学でプレイしている河村勇輝選手が、大学を辞め、プロに転向するニュース。

 

上手いバスケット選手=NBAに挑戦と言う発想ではなくて、しっかりとした”自分が叶えられる確かな目標”に向かって進む姿。

河村選手で言えば、日本代表選手になってオリンピックに出る。きっとこの決断に対しても賛否の声が上がるのだろうけれど、河村くんの外野の声を過度に意識する事なく、自分で決め、努め、進む確かな姿勢。

貫いていると私が感じられている河村くんのこの姿勢に、感心しきりです。

 

河村くん、頑張れ!!

プロで、日本代表で魅せてくれる貴方のバスケが楽しみです。