JOURNAL

奈良井宿と塩尻・松本

2023.12.01

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

先の定休日、お世話になった「Iroquois」前社長が今木曽の宿場でカフェを営まれているので伺おうと奈良井宿に向かった。

 

なんて事はことはないけれど、旅のスタートに高速サービスエリアのスタバでラテを買う。

オニバスさんのブラックコーヒーがもっぱらなので、スタバラテは久しぶり、なんとなしの休日情緒を感じ奈良井まで車を走らせた。

 

奈良井到着、水曜平日の朝は人影まばら、定休日も合わさって商店もほぼやっていない。

しかも標高約940m、木曽路の中で一番高い場所にある宿場町は想像の上を行く気温の低さ、松本街歩き的薄手コートのレイヤリングで行ったのでそぞろ歩き初っ端から凍える思い。

 

寒さのあまり前社長が営む「好日珈琲」さんに早く辿り着きたい!と思いながら駅のある宿場北の端から南の端までいそいそ歩く。

しかしお店は探せど見つからず、南端の神社に着き境内で「好日珈琲」さんの場所を確認しようとネットでチェック・・・「えっ、妻籠宿!」。

 

はい、間違えておりました!

完全に思い込み、ずっと奈良井にあるものと思っていたので、ろくすっぽ調べずに行ったらまんまと違っていた。

 

同じ木曽路の宿場町といえども奈良井と妻籠は結構な距離、「好日珈琲」さんに伺うのを瞬間で諦めてひとしきり写真を撮って帰る事とした。

その途中、あまりの寒さに茶屋たなかやさんに寄る、いただいた五平餅は甘さ控えめ、山椒の効いた初めて食べたお味、美味しかった!

 

その後、塩尻への帰路、直近でいただき感動した城戸ワインのワイナリーに立ち寄った、けれど直売所は営業していなかったので看板を写真に収める。

お昼に、大石屋さんの中華そばをいただく、初手はやや塩味の足りないスープに感じながらも、分厚いチャーシューと麺と食べ進めるうちに不思議とちょうど良く美味しくなるスープ、好きですスタンダード中華そば。

 

そして、西沢サボテン園さんへ。

夏型塊根が葉を落とす冬、その寂しさから冬型を加えたいとの思い。

 

大ぶりの樹形美しいチレコドンパニクラータに惹かれつつ、小ぶり可愛いオトンナ シクロフィラを購入。

昨日、すぐさま中川智治さんの鉢に植えました、満足^^

 

その後、購入したシクロフィアをお店に置きつつ、松本の街をぶらぶら。

奈良井宿で買わなかった漆器を松本中町通りのお店さんで買う、明るく整然と設られた店内で作品が厳選して並べられている姿の方が私の購入意欲は唆られる、いつも仕事をしている松本街でぶらぶら旅気分の高揚感を感じた。

 

ぶらぶらの最後、「ことの葉」さんでドライフラワーを選ぶ。

ドライフラワーをスワッグなどの多種まとめて塊で飾るより、一本一本をクローズアップして枯れ姿を楽しみ飾りたい、そんな私の感覚に「ことの葉」さんは応えてくれる姿美しいドライフラワーがあります。

 

さて、この日の一番の目的であった「好日珈琲」さんへ行ってのご挨拶は果たせませんでしたが、色糸ととても気持ち満たされた休日となりました。

昨日は、松本市内に新しく開業されたカフェのご夫妻がお越しくださり沢山お話をさせていただいて、色々重ねて凝り固まった私も感じるところ多々、有難うございます。

 

本日から12月、心新たに丁寧な仕事で参ります。