JOURNAL

青い森、青い釉薬

2023.11.10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

青い森。

久しぶりにharuka nakamuraさんの新譜を買った。

 

2012年の11月、nakamuraさんに当店でライブをしていただいた、今でも鮮明に覚えている感謝一杯の嬉しい思いで。

そんなこともあって、11月はnakamuraさんの音楽を聴きたい気持ち。

 

「青い森 Ⅱ」-蔦屋書店の音楽-。この秋から蔦屋書店(全国10店舗以上)の店内音楽を1年間担当しているnakamuraさんの第二弾アルバム。楽曲は全て蔦屋書店プロジェクトのための書き下ろし曲、本を扱う書店のコンセプトでもある「森」をテーマに2024年夏まで4作品のアルバムを制作を予定されているとのこと。新たなサウンドながら懐かしい、森の深呼吸のようなアンビエント。写真家 川内倫子さんによる未発表写真でのジャケット。

nakamuraさんらしい穏やかで優しいサウンド、4作買っちゃいそうです。

 

青い釉薬。

先日の松代ぶらり、松代といえば陶器松代焼、松井窯さんへ伺った。

 

松代焼は約200年前の江戸時代中期、第7代松代藩藩主 真田幸専時代に誕生した焼き物、当初藩窯(はんよう)として作られ民間には出回らなかったが、時が経ち民窯(みんよう)としても使われるようになり広まった経緯。松代焼というのは1種類しかないように思われがちですが、松代焼とは通称名で、当時は松代にいくつも窯がありその窯ごとで特徴も様々、違いはありましたがそれらの総称を「松代焼」と呼ばれていました。松井窯さんが復興させた松代焼ものもその中の1つ。松代焼の釉薬は、薬品等を使わず全て自然界に存在する物を使い作る。その釉薬が粘土と反応し綺麗な色が出てきます。松代焼の特徴ともいえる”青流し”、下釉を掛けた後口元に少し付け、窯の中で溶け出し流れ落ちてくる(松代焼松井窯から抜粋転載)。

 

松本民芸館でも展示されている松代焼。

スウェーデングスタフスベリのベルント・フリーベリやロールストランドのグンナーニールンドのアニアラ釉薬(ノーベル文学賞を受賞したスウェーデンの詩人、ハリー・マーティンソンの宇宙叙事詩「アニアラ」から名付けられた、まさに銀河の星々を思わせる神秘的な釉薬)とシンクロするとても綺麗な青い釉薬が魅力の窯元さんです。

 

真田信之所用の黄天目茶碗、実にお見事、惹き込まれる色合い、侘びっぷり!

竹風堂の栗しるこ、洋的甘味よりもおしるこやぜんざいなど和の餡子甘味に惹かれるおじさん街ぶらりです。