JOURNAL

本日は通常営業

2022.02.23

 

 

 

 

 

矢口です。

 

先に閉会したマツモト建築芸術祭。

写真は、その会場の一つとなっていた日本聖公会 松本聖十字教会

深い青の窓枠が印象的。

 

国の登録有形文化財となっているこの建物は、明治43年(1910)カナダ人宣教師フランシス・ウィリアム・カリシス・ケネディらによって松本城下大名町に建てられましたもの。木造平屋建て妻入り、外壁はモルタルリシン吹き付け、屋根は急勾配の赤色瓦葺きで、玄関上部の鐘塔(しょうとう)が印象的。建物中央に天井の高い礼拝堂と祭壇を設け、正面右に尖頭(せんとう)を持った玄関が付属しています。礼拝堂は身廊と側廊から構成されておりアーチ型の壁で仕切られていて、構造は主にシザートラスの木構造現しの美しい構成となっています。ゴシック様式を基調とする木造教会堂は、文化的な価値が高い貴重な近代の木造教会建築。

 

子供達通う幼稚園も運営するこの教会は、コロナ禍の配慮から、会期中は外観を観ることはできても、教会内は入って見学することが出来ず無念でした。

身近にある教会、コロナ禍終焉ののちタイミングを見つけて内観を見に行きたいですね。

 

さて、美しい建築と言えば、紛争が激化しているウクライナ、首都キエフ

東ヨーロッパにおける最古の都市で、キリスト教の聖地の一つ、市内にある聖ソフィア大聖堂とキエフ洞窟大修道院は世界遺産に登録されている。

私は行ったことはないけれども、街の写真を見ると素晴らしく美しい。

 

人命と人権、さらには歴史ある街並み、守られますように。