JOURNAL

四方山話

2023.03.14

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

四方山話=種々雑多な話。

 

アメリカの銀行破綻、ゆうちょ銀行株の売出、松本パルコの撤退・・・

今、身動きのとりにくかったコロナ禍が開けかけているけれど、様々な施策のツケや状況が招いたその余波がじわりじわりと出てきそうな気配を感じる。

 

満ち潮に引き潮、数年すればその振り子反動も止まるだろうけれど、ここからしばらくは不安定か?

今は明確に出来る自分たる主語を丁寧に行う事に脇目も振らず邁進することに専念し、アフターコロナを勝ち上がるだとか、市場の甘い誘いに迂闊に飛びつくことは私としては慎重で行く思いです。

 

盛よしさん、続報。

昨日の投稿にはたくさんのリアクションをいただきました、ご覧くださり有難うございます。

 

今朝お店の前を通りましたら張り紙が追加されておりました、やはり通常営業は既に終了していた模様。

もう一度あの空間であの味を堪能したかった私を含め多くの皆様には残念なお知らせでございます。

 

盛よしさんの閉店を惜しみ、一つ思う。

 

松本民藝家具と民芸品のお店ちきりやさんを筆頭に、おでんしずかさんや喫茶まるもさん、お菓子開運堂さんなど松本民藝の味わいを色濃く表現してくれているお店がある。

でも、数年前のたくまさん閉店や、今回の盛よしさん閉店、松本市内徐々に民藝の味わいを感じられる空間が減ってきている。

 

私もちょっと前まで「えっ、民藝って美味しいの??」ってくらいの感覚でしたが、今はとても大切なスピリット。

これは私が年齢を重ね、落ち着いた空間演出に惹かれるという部分も確かにあります、がそれだけではない。

 

高級ブランドをはじめとした華やかしい存在に惹かれ浮かれていた時代から徐々に落ち着きのある方向に、確実に時代は推移している。

様々な業界がこの落ち着きに着目し、発信をしている。

 

だから若き敏感なセンスの方々も、ブランド名をひけらかすプロダクトではなく、民藝に繋がる様なメジャーネームではないけれど心うれしいプロダクトを求めてきている。

洋服においてもこのニュアンスは広がりを感じます、私はとても嬉しい気持ちで日々お店に立たせていただいております。

 

だからこそ、外から松本にお越しになるツーリストの心を掴む大きなコンテンツの一つとして、過去に松本市が推奨した”蔵の街”づくりの第二弾、”民藝の街”のづくりをさらに意識をおいてほしいなぁ〜と。

ただ、補助金チュウチュウってやつは愚策、やっちゃダメなやつ、形だけのなんちゃって民藝的存在が増えてもさもしいものです。

 

先にお名前を挙げた店舗様は、まさに民藝黎明期、柳宗悦・バーナードリーチ時代を知り、柚木沙弥郎と世代を共にし、元祖たるを知る筋金入りの本物。

ここにイコールとならなくていいので、私としてはアイディアある事業主が、今の時代の民藝を体現するような空間を作って来る方々をおもてなし出来る土壌を、民藝・クラフトの風を感じられる街づくりであることをさらにプロモーションしてくだされば。

これまでの松本市政、巧みにブランディングされて来たと感心しておりますので。

 

巨大な箱物であるパルコさんの土地の再利用計画も含め、街を作って行くってのとても難解ですよね。

私など小さな自店のことに邁進するだけで精一杯。

 

明日の定休日は東京へ展示会出張、marka、CA4LA、formeなど5メーカー様を予定。

作り手様から良き風を感じつつ、意図意味ある良品を厳選して参りたいと存じます。