JOURNAL

新型α7RⅤに動画機能はいらない

2022.10.22

 

 

 

 

矢口です。

 

先週定休日は山道でお猿さんの群れに出会い、今週は大きなカモシカに出会う。

 

美しい岸壁と紅葉の共演を眺めていたらばぞぞぞと落ち葉を踏む音、のっそりと巨体が近づき鋭い眼光で私を睨む。

そして、全く臆することなくまたのっそりと歩を進め山に入って行った。

 

いやー、実物もどっしり巨体だったのですが、写真で見返しても腿周りの筋肉の隆起が凄まじい。

あれの体当たりはきっと、NBA選手ザイオン・ウィリアムソン級だろう、狭い山道では出くわしたくない相手でした。

 

さて、ソニーデジタルカメラ高画素モデルから新機種「α7R V」が10/26に発表となる見込み。

それに向けてネットではほぼ間違いのないレベルでのスペック予測が各所で出されている。

しかし、その機能内容にいらないものがいっぱい付いていて興味が削がれる。

 

元来、Rシリーズは写真を撮る方がきっと大半だろう。

そして、私は動画は全く撮らず、もっぱらスチル(写真)撮影のみ。

 

現行機のα7R Ⅳは6,100万画素、そしてα7R Vも同じく6,100万画素を予測されているが、映像エンジンが最新型が導入されるので、同じ画素数でも写真クオリティはきっと上がっているはず。

これには期待。

 

その上で、最先端の動画撮影機能もたくさん盛られている、これは私には余計。

1,200万画素くらいが丁度良いというビデオグラファーさんの声をよく耳にしますが、動画をやられる方で6,100万画素の動画データを必要とされている方はどれほどいらっしゃるのか?

 

「私は新型α7R Ⅴに動画機能はいらない」。

 

現在α7R Ⅳを使っている私としては、ライカ社のM11みたいに、動画機能を省き、写真撮影に特化した機種をRシリーズには求めたい。

現代ニーズにおいてこれでは片手落ちで需要は少ないかも知れませんが、いらないは極端ですが、0ではなく動画機能を”最小限度”にすることによってボディもコンパクトで収まり、価格もきっと少しは抑えられるだろう。

 

万能無印、高感度特化のS、高画素特化のRと個性分けのラインナップがあるαシリーズ、そこに動画に特化したFXシリーズもあるソニーさん。

ソニーさんからしたら、「うちは動画も武器なんで、だったらライカM11買えば良いじゃない」ってことなんでしょうけれど。

Rシリーズくらい写真だけに特化して、ライカ神話を揺るがすくらいの尖ったカメラ作って欲しいなぁ〜っと、ライカにはめっちゃ憧れるけれど、様々熟慮すると今はソニーがベストバイな旧石器時代の写真おじさんは思うのでした。

 

とか言いながらも、結局のところ数年後、中古市場で価格がこなれたらα7R Ⅳからα7R Ⅴに入れ替えをする、ソニーさんすみません中古専ユーザーです。