JOURNAL

モネとダリとマティスとカンディンスキー

2022.10.18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

9時に開館する松本市美術館。

今朝、先に始まった「鹿児島市立美術館 名品展」を観てきました。

 

企画展入り口、西郷隆盛さんの大きな肖像画に迎えられ入る、黒田清輝、藤島武二、和田英作のほか、東郷青児、海老原喜之助から現代にいたる日本の画家たちの作品を一堂に展観。

中盤、西洋美術の珠玉のコレクションが飾られており、ラファエル・コラン、セザンヌ、ピカソなどの作品から通観できた。

その中で個人的に、マティスとカンディンスキーの現代アートに通じる作品に惹き込まれ、ダリの不思議世界に惹き込まれた。

 

そして、やはり最たる魅力はモネの「睡蓮」である。

 

250点近く描かれた「睡蓮」シリーズの当初8作の一つと言われている今企画展の「睡蓮」。

感覚、幅1.5×高さ1.0mくらいあっただろうか、迫力のある大きさ。

しっかりと塗り重ねられた油絵具と筆の後の大胆なタッチが間近で見るとはっきりと分かり感激。

 

「花びらにこの色を選ぶのか!」「金色一差し、効いてるなぁ!」

なお、色選びの面白さ、細やかさにも唸る思い。

 

平日の朝一番ともあって、まだ人気少ない美術館。

「睡蓮」を一人じっくり時間をかけて詳細に拝見できた。

 

幸せの至。