JOURNAL

「Onibus Coffee」スペシャリティコーヒー豆200g、入荷

2022.08.25

 

<FOODS>

 

「Onibus Coffee|オニバスコーヒー」スペシャルティコーヒー豆200g、入荷致しました。

本日の入荷は以下の6種。

 

丁寧な仕事が息づく浅煎りローストのスペシャリティーコーヒーをホットでアイスで。

「Onibus Coffee|オニバスコーヒー」でリラックス時間をお楽しみいただけましたら幸いです。

 

「ONIBUS BLEND」

BEANS:
Brazil Pulped Natural,
Guatemala Fully Washed,
Ethiopia Natural

Sweet, Chocolate, Creamy Mouthfeel , Wine , Long After Taste

誰が飲んでも美味しくお召し上がりいただけるコーヒーをイメージして作ったブレンドです。口に含んだ時に広がる甘さ、その後に続く果実感。全ての抽出方法でご利用いただけます。

 

「GUATEMALA La Bolsa, Cipresales」

Location:Huehuetenango
Process:Fully Washed
Varietal:Caturra, Bourbon
Altitude:1,400~1,600m

Bekko candy, Loquat, Syrupy, Sweet finish

オニバスコーヒー限定ロットでお馴染みのラボルサ農園より新たにシプレサレス区画の登場です。ラボルサ農園のあるエリアはグアテマラの中でも標高が高く、昼夜の寒暖差によって繊細な果実味や甘さのあるコーヒーの生産を可能にしています。シプレサレスは、以前からオニバスコーヒーと親交のあるラボルサ農園が新しく始めた区画で、これまで扱っていたベンタナグランデと隣接する区画です。シロップのような質感で、べっこう飴のような甘さ、枇杷のような果実感が楽しめます。クリーンで、甘さの余韻が長く続きます。

 

「HONDURAS Miraflores , Juan Contreras」

Farm : Miraflores
Producer : Juan Contreras
Location : Las Flores,Santa Barbara
Varietal : Pacas
Process : Fully Washed
Altitude : 1,550m

Apple Candy、Elderflower、Syrupy、Long After

コロナ禍により停止していた生豆の現地買い付けと農園視察を、2022年5月よりこのホンジュラスから再開しました。約3年ぶりとなったこの買い付けの際、ミラフローレス農園にも当社バイヤーが視察を行っています。ミラフローレス農園は、ホンジュラス北西部、サンタバルバラエリアの山岳部の中でも標高の高い区画にあります。このエリアの冷涼な気候と昼夜に生まれる寒暖差は、良質なコーヒーの栽培に適した環境であり、光合成によって作られた糖分は比較的気温の低い夜間に消費を抑制されることでより甘く、複雑な果実味が表現されるコーヒーへと成長します。収穫後のコーヒーチェリーは農園から少し離れたファン氏の所有する精製処理施設へと運ばれたあと、パーチメントと呼ばれる状態になるまで処理されます。乾燥工程では近年に拡張した乾燥処理施設内で約3tのコーヒーを同時に乾燥する事が可能となり、プロセスの均一性が向上しています。

 

「RWANDA Remera Undershade Lot8」

Location : Nyamagabe
Varietal : Bourbon
Process : Fully Washed
Altitude : 1,800m-2,200m

Kumquat、Yuzu、Brown sugar、Long aftertaste

ルワンダ南部に位置するニャマガベ地区にあるRemera(レメラ)ウォッシングステーションは、3,000以上の小規模農家によって栽培された約800トンのチェリーが持ち込まれて精製されています。ナイル川上流ニュグウェ国立公園の隣接地から得られるミネラルの豊富な土と水で栽培・洗浄をしていることでユニークな味わいを作り出します。また、巨大な乾燥棚を導入し、実験的なドライイングにも積極的に挑戦しています。農園の標高は1,800-2,200m。アフリカンベッドで太陽の元乾燥、乾燥期間は約2週間。( 天候次第 ) 年一回の収穫の時期は2月から6月。土壌は砂地、粘土地。雨量は年間約1,300 mm。この「Remera Undershade」ロットは、レメラでは新しい鉄枠の乾燥台に透明のビニールの日除けカバーを設置して、 アフリカンベッドでの日干し乾燥工程での太陽光線による乾燥度合いのレベルを様々に調整し、生豆の品質を向上させるべく工夫を重ねてきています。

 

「ETHIOPIA Worka Sakaro “Riped Cherry”」

Location: Gedeb, Yirgacheffe
Process : Fully Washed
Varietal : Ethiopian Heirloom
Altitude : 1,900m ~ 2,100m

Peach, Lemon candy, Floral, Bright Acidity, Tea-like

エチオピアのニュークロップが届きました。ニュークロップとは、お米でいう「新米」。収穫年度が新しくなったことをいいます。つまり、とても新鮮で、味わいもフレッシュ!この”完熟チェリープロジェクト”は、これまで扱ってきた銘柄「ウォルカ・サカロ」の内、厳正な基準を満たした完熟チェリーのみを集めた特別なロットです。普段扱っていたウォルカ・サカロにさらに甘みがのっていて、幾重にもフレーバーが広がる複雑な果実味がとても素晴らしいコーヒーです。口当たりもリッチで後味が長く、そして綺麗です。ぜひお試しください。

 

そして、今回入荷の一押しはこちら、BRAZIL / Jaguara #7。

 

「BRAZIL / Jaguara #7」

Farm : Jaguara #7
Producer : Natalia & André Luíz Garcia
Location : São João Del Rey
Varietal : Acaia
Process : Natural
Altitude : 1,040m

Pineapple, Mango, kumquat, Yuzu

 

ノルウェーのコーヒーインポーター、Nordic Approachのラインナップより限定数量の入荷、当店では初となるアカイア品種のコーヒー。シロップのような質感と、甘さ、果実味の余韻が長く続きます。バランスに優れていて、毎日飲んでも飽きのこない、そんなコーヒーです。

以下、インポーター資料より。

きれいな果実。ジャムのような果実の甘さと黒糖のような超甘口。シロップのような口当たりで、後味も心地よい。バタースコッチ、レーズン、イチゴジャム、ネクタリン、ブラウンスパイスのフレーバーノート。

農園情報:

Jaguaraはブラジルの主要なサプライヤーの一つで、農園主のアンドレとナタリアは、様々な方法でコーヒーを発酵・乾燥させることにより、幅広いプロファイルを作り出しています。このロットは、全てのチェリーが厳選された手摘みで収穫されており、非常にユニークです。彼らとは5年以上一緒に仕事をしてきて、強いパートナーシップを築いた農園です。Jaguaraでは、サステナブルな実践、環境、そして労働者の社会的利益に多くの注意を払っています。彼らは2015年に品質のポテンシャルをマップ化し、現在はフレーバーを改善するために投資しています。このコーヒーのフレーバーの強さとバランスの良さは、多様な用途を持つ、良質で堅実な、身近なブラジルとして際立った存在となりました。農家はサステナビリティに配慮し、環境への負荷が少ない技術を用い、品種を使い分け、雑草の統合管理、剪定などの技術を行っています。養分バランスは、岩石ミネラルに関連する有機化合物で供給しています。コーヒーの乾燥は、パティオ、ヒーターボックス、レイズドベッドなど、さまざまな方法で行っています。ブラジルは、ほとんどの市場で供給が十分にカバーされている国なので、以前はあまり仕事をしたことがありませんでした。しかし、ナタリアと出会い、彼女の家族の農園や、夫のアンドレが農学者として行っている仕事について話をするようになって初めて、私たちは人々と一緒に働き、生産者や顧客に付加価値を与えることができる、興味深い仕事をする機会を得ることが出来ました。

Jaguara農園は、アントニオ・ワンダー、ルベム・カルロス、ルベム・ムリロの3人の友人から始まり、2001年にカンポ・ダス・ヴェルテンテス地区に最初のコーヒーの木を植えた。農園名は、農園を囲むキロンボラの重要なコミュニティであるジャグアラという名前に由来しています。現在、農園はアンドレ・ルイス・ガルシアとその妻ナタリア・モレイラ、そして息子のベニチオ・ガルシアの3人の所有となっています。前オーナーから農園を買い取ったアンドレとナタリアは、それぞれの得意分野を活かして支え合いながら農園を発展させています。アンドレは農学者であり、プロカフェ財団の研究員で、剪定とコーヒーの生産を専門としています。この農園は、ブラジルの植民地化において歴史的に重要な町であり、金の採掘で有名なサン・ジョアン・デル・レイに隣接しており、歴史的にコーヒー生産の伝統がありませんでした。ブラジルは標高の高い山が多いので、コーヒーの木はとてもよく適応しています。この農園の土壌は、赤と黄色の火山性で、サバンナ地帯に典型的な中程度の質感です。アカイア、イエローカツアイ、ムンドノーボを栽培しています。アンドレはプロカフェでの仕事を通じて、品種や自分の農園でどのように栽培できるかをよく理解しています。彼らはナチュラルのみを精製していますが、若く、この精製領域での実験に冒険心を燃やしています。

ピッキング情報:

Jaguaraでは機械とハンドピックの両方でチェリーが収穫されます。

プロセス情報:

これらのコーヒーは、ナチュラル精製で処理されます。通常このプロセスは、甘いコーヒーの知覚を与えますが、これは発酵微生物によって、種子によって吸収されるエステルと呼ばれる化合物を作成するためです。これらのエステルは、焙煎プロセスを生き残り、焙煎のカラメル化プロセスで作成される香りの前駆体は、このコーヒーより甘く感じさせます。コーヒーは均一に熟した状態で収穫され、パティオで乾燥させる前に過熟や未熟なチェリーを手作業で選別します。この間も不良品のコーヒーチェリーをすべて摘み取るのだそうです。ドライング情報:機械乾燥機、パティオ、温風ボックス、レイズドベッドでコーヒーを乾燥させています。