JOURNAL

粋人

2022.08.12

 

 

 

 

 

矢口です。

 

粋人(すいじん)。

風流を好む人。優雅な、趣味の豊かな人。

 

ファッションブランド「イッセイ・ミヤケ」創業者 三宅一生さんが他界された。

言わずもがな、日本モード界の巨人であり、日本のアパレルを世界に発信した先駆者のお一人。

 

アパレルに身を置く身として大変お恥ずかしながら「イッセイ・ミヤケ」ブランドのことは私の服史に思い出はなく、アンドワンダーデザイナーのお二人が「イッセイ・ミヤケ」デザインチーム出身と言う部分が一番近しい接点くらい。

しかし、三宅一生さんといえばイサム・ノグチルゥーシー・リィーと言うアーティスト・作家をフィーチャーした粋人である側面が私には馴染み深い。

2007年には日本初デザインミュージアム「21_21(トゥーワン・トゥーワン)デザインサイト」を開設し自らディレクターに就任されたり、服を生業にし、さまざまな創作活動への理解を持ち、世への発信に尽力された服飾デザイナーさん。

 

「体にフィットしたヨーロッパの高級な服より、インドのサリーのように一枚の布を身にまとう方が普遍的な姿だと考え、生地をできるだけ捨てずに使うことを自らに課した」三宅一生さんのヘリテージ。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。