JOURNAL

スピードマスター

2026.08.30

 

 

 

 

矢口です。

 

この夏、帰省してきた息子も加わり家族で出かけたといえばご近所の黒部ダム。

一回限りであったけれど久しぶり家族が揃い、天気も良く、ご飯も美味しく楽しかった思い出。

 

息子に慣れない私のレンジファインダー機を貸していたら、カメラメモリーにピンボケ写真連発の中バチピン一枚登山姿の私写真があった。

息子に撮ってもらったこの一枚はなんだか嬉しい写真、この夏の思い出です。

 

この夏の思い出と言えば先週当店でのヴィンテージウォッチ展。

何気に興味の範疇にずっといたミッドセンチュリー期のヴィンテージ腕時計、今回の機会で深淵の表層に触れその後も興味を引きずり動画やネット記事を見る毎日、面白い。

 

40年代、50年代、60年代・・・私輝き放つ黄金期のインテリア世界は彷徨っていただけに、同年代の腕時計もディテールやデザイン、そして機械にその時代のエスプリが効き味わいも讃え魅力満点。

興味を形にしたい思いと、「古拙時計」さんに遠路大阪からお越しいただきご協力いただいたお礼の気持ちも合わせてヴィンテージ腕時計初めをさせていただきました。イメージど真ん中、一目惚れで選んだ50年代時計が私の腕元に来てくれるのは丁寧なメンテナンスを終えての10月中旬以降、一時のお別れの前に撮影した写真を眺め日々ニヤニヤしております。

 

腕時計と言えば私がちょうど30年前大学1年生時、アルバイト代を貯めて人生初めて買ったオメガスピードマスターオートマチック。

天体観測少年だった私が「アポロが月面に帯同した”ムーンウォッチ”」に憧れてこれだと決めていたそれ、上級プロフェッショナルモデルには手を出せなかったけれど廉価版のオートマチックをバブル景気と極円高時代の恩恵に預かり今でもはっきり覚えている並行輸入店で7万円で手に入れた。

 

今、そのスピードマスターオートマチックは20歳になった息子に記念として継承した、大切に使ってくれることを願って。

その継承のタイミングで現行機ってどうなっているのか調べたけれど公式サイトで見当たらず、「上位機種のプロフェッショナルだけで、オートマチックはもう廃盤か?」と寂しく思った記憶。

 

そしたら、先日見つけた「スピードマスター 38が7年ぶりに刷新」の記事、「そうかリニューアル待ちだったのか!」っと嬉しく拝見。

販売価格は約100万円・・・30年前モデルから飛躍的に機械も材質もアップグレードしているけれど、インフレ&円安時代の今ではおいそれ手出し出来る代物ではなくなってしまった感・・・いろいろとご時世ですねってお話。