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木工作家 市川岳人さん、クラロウォールナットの花器

2026.08.18

 

 

 

 

<HOUSEHOLD>

 

木工作家 市川岳人さん、クラロウォールナットの花器。

 

木工作家 市川岳人さんは1977年愛知県名古屋市生まれ。家具製作、仏壇制作などを経て暮らしに関わるものづくりをはじめる。生まれ育った日本という国への愛情や異国の文化や自然への憧れ、長い年月を重ねた味わい深いものへの敬意と新しいものへの好奇心を大切にし、今まで見て、聴いて、触れて、感じてきた全ての経験を生かしてものづくりをする。日々の暮らしが少しでも豊かになるような作品たちを日々模索しながら活動を続ける。市川さんの感性によって選ばれた木種様々、木目に自然なる個性を宿した木材たち。旋盤の技術によってひとつひとつ、極限にまで削り込まれ生まれた美しいフォルムとディテール。その場の空気を引き締めるような緊張感あるプロポーションの作品たちは、日々の暮らしに美しく寄り添う。

一つ一つの木材個々性を見極め、木工旋盤により回転させたながら木を削り出し、1点ずつ異なる造形が生み出された市川さんの作品。出来上がったばかりの造形と、木目や状態の美しさを楽しみ、また木ならではの経年変化を共に時間を重ねながら楽しむ作品です。

こちら5作品はクラロウォールナット材、今から約180年ほど前に北米に自生していたアメリカンブラックウォールナットに、ヨーロッパから持ち込んだイングリッシュウォールナットを接ぎ木して生まれた種。硬い殻のイメージあるウォールナット=クルミ、その殻が薄くなるように、そして甘いナッツがたくさん取れるようにと品種改良のためにアメリカンブラックウォールナットにイングリッシュウォールナットを接ぎ木した事がクラロウォールナットの始まり。しかし、クラロウォールナットの実は思いのほか食用には向かない味で接木が廃れ、そのまま長い年月が経ち大きく育ったこのクラロウォールナットを伐採したところ木目の美しさに目を奪われます。ただ、このクラロウォールナットは人の手によって生まれたものであり自然界で自生しない木、個体が増えることもなく、絶対数が少ないため希少価値が高く、美しい木目と艶のある深い色合いが魅力の材です。

 

木工作家 市川岳人 オンラインショップ クラロウォールナットの花器