JOURNAL

ユルユルカシャッカシャッ

2026.06.22

 

 

 

 

 

矢口です。

 

「ユルユルカシャッカシャッ」。

 

YouTubeページに「Film in Life」という名のチャンネルがアルゴリズムでリコメンドされてきた。

4ヶ月前に1話目が上がって、今のところ5話掲載されている。

 

5話目はちょっと味わいを変えてきた感はありますが、4話目までは若き写真家さんがフイルムカメラで写真を撮る光景を8mm的ノスタルジック調子で動画にされていて、なんともアンニュイでユルユルとしたフィルム写真チャンネルだなんて思った。

※「アンニュイ」はフランス語の「ennui」を語源とする言葉、日本語では「退屈」「倦怠感」「気だるさ」「物憂げな様子」という意味。

 

撮られる写真も、フィルム特有のハッキリパッキリとしていない柔らかさ、懐かしさのある塩梅。

動画の取り手と写真の取り手との掛け合いも含め、なんとなしの心地良さを覚え流し見程度で最後まで見てしまう味わい。

 

この動画の出られている写真家さん然りですが、スポーツ系から企業案件の撮影をしている私の古き友人カメラマンも、仕事を離れるとフィルムで写真作品を撮っている様子、フィルム写真の魔力はあるのだと常日頃感じてはいる。

でも、利便性と実用性、ランニングコスト面(フィルム代と現像代は高いが、新しいデジカメ&レンズ購入を考えれば総支出としては安いのかも)でデジタルにしがみついてしまう。

 

家の防湿庫には一台だけ売らずに保管しているフィルムカメラが眠る、中判フィルムカメラにも憧れはあるがその思いに蓋をしてしまい、”フィルムカメラで撮影しよう”のハードルはなかなか越えられない。

その蓋は、時間と費用と必要性が生まれてくれば開けることが出来また違った写真の楽しみ方を見出すのだろう、洒落たセンスの若者のみならず玄人の皆様がフィルム写真を愛するのに確固とした理由はあるのだろうから。

 

「フィルムの絵作りは癒されるなぁ〜」なんて思いに惑わされながら、昨晩の寝がけ「ユルユルカシャッカシャッ」な5話をコンプリート鑑賞した。