継承
2025.12.09
矢口です。
当店ご近所で45年間営業されていたマチ中華店「若大将」が閉店されてから2ヶ月、「ニュー若大将」と改新され明日オープンされる。
『継承』されたのは同じくご近所「マルフク」さんを営まれている会社さま、「ニュー若大将」を含め駅前に4店舗目開業攻めの快進撃。
「マルフク」さんは若者中心に賑やかな居酒屋のため残業晩御飯を一人で食べにゆくには憚れますが、「ニュー若大将」さんは行けそうな気配。
「若大将」から「ニュー若大将」へ、来年2月の展示会発注業務ピークの残業の折、晩御飯に伺ってみようと思います。
明日は今年最後の東京展示会出張、「TEATORA」・「MARKAWARE」・「marka」・「TICCA」と新規ブランドさまを拝見するスケジュール。
展示会拝見が終わりましたら渋谷ヒカリエホールで開催中「織田コレクション ハンス・ウェグナー展」を観覧する計画。
写真下2枚はこの展示会の図録ですが直にゆく前に私の手元へ、しかも織田コレクション・椅子研究家織田憲嗣先生直筆の貴重なサイン入り。
こちらは松本在住家具大好き大先輩Kさまが会期初日の織田先生解説ツアーに参加された際、お心遣いとお手間をいただきわざわざ私にご手配いただいた品、大感謝!
『継承』といえば、織田先生の知識と経験と感性を注いだ北海道織田邸がこのタイミングで東京のブランディング会社「KIGENZEN」さんに引き継がれた。
宿泊の類はやめていただいて、安直ですが北欧フィン・ユール邸やアアルト邸のように北海道の旅の目的として旭川市近く東川町の旧織田邸が見学できる巡礼的スポット + α 的になるのだろうか、北欧に精通した「KIGENZEN」さんは今後のより良き利用方法を考えられているのだろう。
価値ある存在だからこそ継承される、若大将さんも織田邸も然り。
弱小当店、何かしらの形で私が退く際には『継承』なのか「消滅」なのか?今は後者しか想像していないけれどその時はどうなるのか?







