JOURNAL

Human Nature

2025.11.04

 

 

 

 

矢口です。

 

先に伺った金沢市でのルーシー・リー展覧会、そこで惹かれ入念の拝見し撮影したボウル。

「あれ、どこかで見たことあるなぁ〜」って感覚が芽生えていたけれど、それが以前に松本市美術館で購入したイギリスケンブリッジ大学での展覧会の図録「Lucie Rie: The Adventure of Pottery」で表紙を飾る作品と同シリーズであった感激、白地にブロンズ色の釉薬が映えるんです。

 

「移転開館5周年記念 ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」、返す返すも2025年で拝見したいくつかの展覧会にあって一番印象的だったことに違いなし。

昨日までの会期でギャラリー北欧器さんが代官山LURF GALLERYにて開催されていた「北欧スウェーデンの三巨匠、ヴィルヘルム・コーゲ、ベルント・フリーベリ、スティグ・リンドベリ展覧会」も、無念にもスケジュールが合わず観覧できませんでしたが、必見したかった展覧会でしたが。

 

タイトルの「Human Nature」は、Michael Jacksonの名曲、全世界で約1億枚、人類史上最も売れたと言われている名盤「Thriller」に収録された1曲。

作・編曲はTOTOのスティーブ・ポーカロ、演奏もTOTOのメンバーが参加しているマイケルの他の楽曲と趣を逸にしながらも、マイケルだからこその美しい曲。

 

かのマイルス・デイヴィスも早々カバーをし、自身ライブのセットリスト入れ続けて、その後様々なアーティストがカバーしている。

タイトル「ヒューマン・ネイチャー」=「人間性」・「人の性(さが)」、マイケルと想定できる主人公が「本能のおもむくままに夜の街に遊びに行きたい」という願望が歌詞となっている、スーパースターの孤独が歌われている。

 

選曲家橋本徹さんCafe Apres-midiシリーズ、2001年リリースのアーティスト「Tica」 A Night At Café Après-midiでのカバーにハマりこの曲が無性に好きになり、時折聴きたくなって静かな曲を音量上げて包まれながら浸る。

昨晩がその衝動に駆られた日となり、YouTubeで色んなアーティストカバー「Human Nature」を聞いた次第です、気分上がり時間♪

 

添付はアーティストIrmaさん弾き語りのカバー。

この曲、女性ヴォーカルが穏やかに歌われるのが私的一番心地良い。