JOURNAL

「Onibus Coffee」浅煎りスペシャリティコーヒー豆200g、入荷

2025.10.31

 

 

<FOODS>

 

「Onibus Coffee|オニバスコーヒー」スペシャルティコーヒー豆200g、入荷致しました。

 

本日の入荷は、KENYA・RWANDA・HONDURAS・EL SALVADR・ONIBUS Blendの5種。

寒さは美味しさ、丁寧な仕事が息づく浅煎りローストのスペシャリティーコーヒーでほっとリラックス時間をお楽しみください。

 

▪️ホンジュラス / イェリン・サガストゥメ

生産地:El Dorado,Santa Barbara (エル・ドラード、サンタ・バルバラ)
農園:Los Quezales(ロス・ケツァレス)
生産者:Yerin Sagastume(イェリン・サガストゥメ)
品種 : Pacas(パカス)
精製方法:Washed(ウォッシュト)
標高:1,650m
テイスティングコメント:りんご、ピーカンナッツ、バランスのとれた味わい

Santa Barbara県のEl Dorado村を拠点に活動する生産者、Sagastume一族の末っ子Yerinさんが手掛けるLos Quetzales農園より新しいコーヒー。Pacas種特有の、ストーンフルーツを連想させる果実味の特性が素晴らしい一杯です。Santa Barbara県のEl Dorado村を拠点に活動する生産者、Sagastume一族の末っ子Yerinさんが手掛けるLos Quetzales農園のご紹介です。古くからEl Dorado村でコーヒー産業に携わってきた彼の父親のPedro氏は、自身がコーヒー産業を営んできた広大な土地にある農園を複数区画に分けて3人の息子に分け与え、各々が独立した生産者として区画毎に新たに名付けられた農園を管理してきました。YerinさんもSagastume家の一員として「Los Quetzales」と名付けられた区画でのPacas種をメインにコーヒー生産を行っています。収穫されたコーヒーチェリーは父Pedro氏の自宅に設けられた精製施設で行っています。コーヒーチェリーの収穫後にパルピングなどを施し、48時間ほどドライファーメンテーションを行った後ミューシレージが残らないよう複数回ソーキングを行います。その後、できるだけ長期的に水分値を安定させるために2週間から20日間と比較的長い期間乾燥させながら水分値をコントロールしています。現代スペシャルティーコーヒーの品質管理法において割と当たり前になってきたスロードライですが、Yojoa湖を囲うように位置するSanta Barbaraの山岳地帯では、湖からの水蒸気で湿度が保たれるため、それとなく、自然と成立している条件なのかもしれません。毎年買付けに訪れる度にテイスティングテーブルに用意されている彼のコーヒーですが、Santa Barbaraの土壌で育ったPacas種特有のストーンフルーツを連想させる果実味の特性が素晴らしく、ソーキングを施してあることで液体の繊細さや柔らかさ、美しさまで表現されているコーヒーです。Yerin Sagatumeさんのコーヒーは現地の輸出業者「San Vicente」によって弊社との取引がサポートされています。San Vicenteについて、ホンジュラス北西部の小さな街、Pena Blancaを拠点とし、サンタバルバラエリアで活動する生産者を中心に、現在では約400以上の農家と取引を行っています。各国から集まるコーヒーインポーターやロースターなどの来訪者への現地アテンドやカッピング、取引までをオーナーのアンヘル氏を中心とした数名のSan Vicenteチームでサポートしています。アンヘル氏やスタッフのベンハミン氏はコーヒー農園のオーナーでもあり、coeなどの国際品評会においても数々の功績を納めています。品質維持に不可欠な水分値や水分活性値など、品質管理を通して生産者へのサポートも行なっており、出荷されるグリーンコーヒーは水分値10〜11%、水分活性値0.40〜0.60awを適正として管理を行なっています。