JOURNAL

金沢と松本

2025.10.17

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

金沢と松本。

 

歴史、伝統、文化、アート、食、商業。金沢市と松本市は共に城下町、通じるコンテンツを有する街だと久しぶりに訪れ改めてシンパシーを感じた。

しかし、前田家100万石の城下町と10万石に満たない松本においてはスケールの違いははっきり。直近の人口統計で金沢市45万人に対して松本市は半分の23万人ではありますが、公共施設の規模、街の規模は石高基準の10倍くらいに感じるほど。

 

日本人の少ない平日だからより感じたことですが、インバウンド観光客も松本市内よりも数段多い。インバウンド観光客が必ず訪れるであろう金沢市兼六園の外国人来園者数は2024年で50万人、対して松本市松本城は20万人、21世紀美術館や東茶屋街では松本比数倍の密集度でした。

 

「さすが金沢、素晴らしいなぁ〜」、「何度も伺いたいと思う素敵な街」って、反面「松本くらいの街規模感や人の混み具合が丁度良いかも」とも思ったり^ ^

 

また、上高地や美ヶ原など自然コンテンツを加えれば、松本も金沢に伍せる魅力がある!って思ったり・・・いけません比較するもんじゃない!商売をしているとどうしたってマーケティングしちゃう、悪い思考。

それでも、金沢市に行って着地的に思ったことは、松本市政は街一等地たる松本パルコ跡とその周辺を中途半端に一般企業任せにすることなく、未来30年を見据えて都市計画、地元人とツーリストの憩いの場的に空間デザインをして欲しいと切に思った、街の大切なエリアだから。

 

安直に言えば、誰もがゆったり憩える場、食事と土産と物販店をゆとりを持って配置した軽井沢ハルニレテラス松本版くらいの思い切った都市計画、そこにこれまで松本にないカテゴリーである世界基準のハイエンドホテルが中核に誘致できたら尚未来志向理想的、これまた軽井沢コモングラウンズ的TSUTAYAさんを誘致できても嬉しい、いっその事TSUTAYAさんにエリアづくりをお任せ、なんて!

 

旅行者目線魅力的な金沢の街に久しぶりに触れて、本日のジャーナルは無茶で勝手な妄想を綴り締める。