息子の年金で考えた
2025.10.07
矢口です。
この10月で20歳となる息子、父親として早いなぁ〜、しみじみと思う。
すかさず、年金の支払いについての書類がお国から届く。
息子の年金で考えた。
個人事業主の私、国民年金を漏らした月なくこれまで全納している。
しかし、今は現計画通りに支給される流れを繕いながら、私たち団塊ジュニアが支給年齢となるこれからおおよそ10年の間に年金制度について何かしら大きな改訂があるのではないかと恐々としている。
そんな邪推をしながらも毎月支払いしている私としては仕方がない事と受け止めています。
でも、正直なところこれから制度に加入し支払いを開始する息子や娘に関してはどうなるのだろうと思い、右から左へ思考0で支払い手続きに着手できない気持ちもある。
届いた書類をまだ読み込んでいないのですが、きっと大学生のうちは支払い休止的な(働き出して支払いを開始)制度があるだろう、一先ずはその権利を生かし数年は政府の出方を見ようではないかと言う気持ち。
インフレターンに入り株は上がり、年金運用益もこれからの経済市況次第ではより改善されてくるのかもしれない、とは言えども団塊の世代が潤沢に年金を貰い、もう10年もすれば団塊ジュニアも支給対象年齢に達する支出過多の状況なのだろうから政府として制度持続可能かどうか試算は出来ているはず。
私の記憶が正しければ、「年金は自分が貰うために払う保険の様な制度」だと言われて若い時は払ってきたイメージがあった、しかしいつの間にか「現役世代が支払った保険料を仕送りのように高齢者などの年金給付に充てるという”世代と世代の支え合い”」と言う言い方にいつの間にかすり替わっていた感覚。
ニュアンスは大きく違わないのだろうけれど制度が続いている前提の話、厳しければ払った自分が貰えるとは限らないニュアンスが伴うように後出しで出てきたイメージ。
だからこそ、今伝えられている10年後シュミレーション国民に安心を与える為の虚実か?真実はどうなのか?
ギリギリのところに来ないと議論の方向性は国民に表面化しないのだろうけれど、子供世代に支払い義務が始まるタイミングで、義務とは言え親として現年金制度には盲目的に従えない感覚を抱いたのは正直なところです。
と書きながら全ては私的空言、国民年金(基礎年金)支払いは目上世代を支える成人(就職した)日本人の義務でございます。