JOURNAL

フォトウォーク in 大町・安曇野(安曇野編)

2025.09.05

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

フォトウォーク in 大町・安曇野(安曇野編)。

 

先の定休日、大町市街地散歩をしたのち安曇野市に向かったのは、リニューアルオープンされたばかり安曇野市美術館の企画展「あづみ野ガラス工房40周年記念展」を見たかったから。

安曇野市穂高にある「あづみ野ガラス工房」は、多摩美術大学でガラスという素材について学んだ若い作家たちが、最長5年間という期間で自己研鑽を積みながら安曇野に根ざした特色ある作品を「あづみ野ガラス」として創出し、地域文化と観光の発展に努めて来られた場、40年間に工房に在籍しされた作家さんは52名、その多くがガラス作家さんとなられ全国で活躍をされている。

 

その展示、なかなか見応えあり!現役多摩美術大学の学生さん作品は大型作品もあり現代アートを拝見した感覚!

松本市在住の作家 永木 卓さんの蓋もの作品は 、ガラスと造形の凛とした美しさを讃えていた、アトリエに伺うと購入できるものか?とても素敵でした。生まれ変わった安曇野市美術館の企画展、おすすめです!

 

しかしながら安曇野市美術館に一つお願いがあるのが、ずっとそうですが、作品の展示を一切写真に撮れないこと。

直に見る価値を追求されておられる事は理解できるのですが、その為に企画展自体の集客に繋がる広がりが完全絶たれている。

 

写真を撮れない展示会もあろうけれど、現代では私が伺う大小ほとんどの展示会が一部でも写真可の作品や空間がある、それをSNSを通じて見られた訪問者が増える力学は今や大切な広告手法。

「これでは集客増えないよ、せっかく素敵な企画展なのに人知れず終わってゆくばかり」何度伺っても毎回勿体無さを感じます。

 

さて、気を取り直して、安曇野市美術館に行かれましたら同敷地内にある安曇野市庁舎も是非寄っていただきたい。

建築家 内藤廣さんと、地元安曇野市の建築家 小川原幸雄さんと尾日向辰文さんの共同設計。

 

建築家 内藤廣さんは、富山県美術館や安曇野ちひろ美術館、とらや赤坂店など木材をふんだんに使われた建築が見事な建築家さん。

まさに安曇野市庁舎もその際たる作品で、木の空間の温かみと安心感、役所機能を両立した作品、特に東西にある2つの吹き抜け階段ホールが見事。

 

この役所はきっと日本でもトップクラスに素敵贅沢な役所であろう、本当に素晴らしい。

建築費の高騰で費用は莫大となるであろうが、建築好きものとしては老朽化甚だしい松本市役所の新建設の際には、しっかりと入れ込んだ新庁舎建設を願いたいもの、松本市ですから!

 

そして、安曇野市といえば「大王わさび農場」、晩夏を迎え厳しい夏だったせいか川辺に生い茂る木の葉が枯れて美しさを失って残念景色となっていた水車のある川。

それでも、広い駐車場いっぱいの観光客で賑わっていた。

 

最後に寄った農場隣にあるアイスクリーム屋さんへ初訪問。

ハーブの街を謳っている地元池田町のミントを使ったフレッシュミントアイスがミント好きとし的になりオーダー、直球生のミント過ぎて私の口に合わず。

 

きっとベーシックなアイス選んでおけば満足度高いフォトウォークの締めが出来たのだろう。

それでも、この日の夕焼け空は綺麗でした、良い休日!