JOURNAL

クレジットカード不正決済

2025.09.02

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

当店のオンラインショップシステムは、クレジットカードの不正使用を防御する3-Dセキュアに入っている。

2025年4月以降、EC加盟店は 3-Dセキュア導入が原則義務化されているので、きっとほとんどのショップ様が導入しているシステムだろう。

 

3-Dセキュア導入前は、クレジットカード不正決済での注文で商品を送ってしまった場合、送り主であるお店が注文金額分丸々損をすることとなり、導入後は今の所クレジットカード会社様の負担となり、お店としては安心して商品を発送できるというもの。

そして、3-Dセキュア導入後は不正と疑われる注文はほとんど見られなくなった。

 

しかし、ここに来てまた頻発、どうやっての事か3-Dセキュアの壁を超えて数万円・十数万円の注文が入る。

実際、私が認識しているいくつかの不正を疑う条件が確実に不正なのかは不正利用された方からの通報があってカード会社から問い合わせが来て初めて分かるもので、実際商品を送ってしまってもリスクはお店にない。

 

でも、それも程度もので、たくさん不正決済が行われるお店だとカード会社に認定されると、オンライン上での取引を止められるケースがあるかもしれない??と当店のカード決済中間会社は言う。

だから、不正を疑う様なご注文にはメールやり取りにワンクッションを入れている、システム基本構造としては全部送ってしまえば売上にはなるのだけれど、そんな荒っぽいことをし続けて急にクレジット取引契約を止められてしまえば未来のオンラインショップ運営ができなくなる、その方が俄然困る(ましてや、不正されたことを気づかなかったどなたかの損となってはいけません)。

 

不正だと疑ってしまい、でも不正ではなった善意のお客様のお気持ちにご不満を頂かせてしまい機会損失を起こしてしまうリスクも当店にはありますので、この対応も実に難しいところ。

ほぼ毎日その様なご注文が当店に届きますので、中々余計な神経と時間を使ってしまう今日この頃です。

 

っと、本日この様なブログを書いた主旨は何かと言いますと、今ネット世界ではものすごく多くのクレジットカード不正決済が行われていて、皆様のクレジットカードデータがどこか気づかないタイミングで盗まれている可能性があるということ。

ですので、クレジットカード毎月締め内容のチェックは怠らずにと言うお話、身に覚えのない決済があった際はカード会社に連絡すれば必ずリカバリーしてくれます、がっ自己申告がなければ知らず知らずに損をしてしまうケースもある!という事でございます。