

矢口です。
またの話題で恐縮ですが、海の向こうアメリカではNBAバスケットボールの決勝戦一歩手前、準決勝的カンファレンスファイナルが行われている。
西と東のそれぞれ2チームがともに4戦戦い2-2の互角。
先に4勝したチームが決勝戦であるNBAファイナル進むわけだけれども、今年の4チームは実力均衡、本当に力と力、技と技のぶつかり合いで、どのチームが勝つのか私には予測も出来ないくらい見ていて楽しい。
そして、それぞれのチームに愛すべきプレーヤーがいるものだからどこが勝っても嬉しいかもしれない。
何年か振りに注視しているNBAファイナル、6中旬まで私をドキドキワクワクさせてくれます!!
ちなみにバスケットボールは激しい身体の接触は流れの中では必ずつきものではありますが、基本ルールの中では身体の接触が許されないスポーツです。
その中で、明らかにヒドイ接触や故意の接触を反則として扱いファウルの笛を吹きます。
そんなルールがあるバスケットでは、もしも相手のエースを「つぶして来い」と言う表現が作戦の中であったとするならば、それは怪我をさせろと言うものではなく、ファールを誘って5ファウルで退場させるよう仕向けろ、もしくは退場を嫌い積極的なプレーをさせないようにするかと言う作戦を示す。
”つぶせ”なんてヒドイ言い方は私の所属していたチームでは過去聞いた経験はありませんが、私も試合中にファールが嵩んだ相手選手を弱点として、その選手のディフェンスに対して集中的に攻撃を仕掛けろと言う内容の指示は何度も受けたことが有ります。
きっとバスケットボールをしていた方ならばそんなニュアンスは指示は経験した事があるのではないでしょうか!?
これは純粋なるフェアなプレイとは言いがたいものですが、試合に勝つ為の作戦としては存在しうるものでしょう。
これをアメフトに置き換えるとどうなのか??
アメフトもラグビーも全くルールを知らない人間としてまったく正確さのない私の考えですが、接触してのタックルが許されているであろうスポーツではきっとバスケットで言う上述の作戦の様なものがもうバスケのそれより少し手厳しい作戦で常用されてきたなんて想像も難くない。
その辺の事をアメフト関係者に本音を聞いてみたいものですが、これだけ日大アメフト部のニュースが流れながらもそれを耳にしないということはどういうことなのか?私の上述の妄想はスポーツマンシップに反する為接触ありの競技であるアメフトであっても道徳的見地から暗黙の中で接触が許されているスポーツだけにやることはない事なのかもしれない。
とは言いつつも、今回の反則タックルの事例があった事を考えれば”絶対にない!”とも言い切れない気もします・・・
とにもかくにも・・・
昨日休日だった私は日大の記者会見を思わずライブで見てしまった。
ひどいものだ。
スポーツマンシップ、その精神は感じられない。
ここまで”大人の対応”が出来ていない法人はこれまでなかったのでは??と思えるくらいのお粗末さ。
こんな会見では白いものであっても黒いものにしか感じられない。
事の真相は横に置きつつ、同校一連の対応は前代未聞の外向きの未熟さと内向きの傲慢さを讃えていた。
もしもの事、私自身に不手際があった際の悪しき判例として心に留めておかねばと。